ヒップホップのトレンディ女性ラッパー「グローリラ」にフォーカス! 少し前までヒップホップのラップシーンでは男性ラッパーが長いこと主流で、女性ラッパーは割と日の目をみる機会が少なめでしたが、最近は女性ラッパーもガンガン出てきています。ニッキー・ミーナジュやカーディーB、メーガン・ダ・スタリオンなどの名前に馴染みがあるのではないでしょうか。そこで、新たにHipHopシーンに旋風を巻き起こしているトレンディな女性ラッパー達をハイライト!
Part2
Glorilla (グローリラ)
Part2でご紹介するトレンディー女性ラッパーはGlorilla(グローリラ)
テネシー州メンフィス出身。23歳。(2022年現在)
今年リリースされたシングル「F.N.F (Let’s go)」は、SNS上でトレンディソングとなり、メジャーアーティストにリミックスされたことでさらに話題を集め、カーディーBがフィーチャーする「Tomorrow 2」をリリース。ビルボードのTOP10にランクイン。
「F.N.F (Let’s go)」はBET HipHopアワードにて2つの部門でノミネートされ、ベストブレイクスルー賞を受賞。初めはチャーチシンガーであったが、スモーカーだったことから歌声を失い、ラッパーの従兄弟の影響もありラッパーへ転換。
トレンドとなっている曲「F.N.F (Lets go)」は、元々メンフィスのプロデューサーHitkidd(ヒット・キッド)がメーガン用のトラックとして作曲したが、採用されなかった為、グローリラに提供され、ワンパートのラップを録りた音源を「感想を聞かせて」とインスタに投稿したところメンフィスでバイラル動画となり今に至る。
曲のタイトルの「F.N.F (Let’s go)」の意味は、Fuck Ni#$@ Freeの省略。新しいアーバンスラングで自由を求めて独身・シングルになること。この意味合いには、浮気男や自分に相応しくない男とは別れて独り身をフリーにワイルドに好きなことを好きなだけ楽しむ。悪い交際相手から解き放たれ自由になることに対しての女性からの共感と、自信を尊重してシングルになる事は自由になること、という影響にパワーを与えている曲となっている。
(F.N.Fはアーバンスラングなので使用注意)